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だから電気はおもしろい 重力は女性の敵!?

「今度、ボブ・ディランが日本に来るのよ!」と友人A子さんが、満面の笑みで話しかけてきました。
 彼女は、私よりひと回り年上ですが、外見も内面もチャーミングな女性で、年の差を感じさせません。東京在住なので、なかなか会うことができませんが、会えばいつまでも話がはずみます。
 昨年12月のこと。高知市内に1週間の出張で滞在していたA子さんと3年振りに会おうということになり、彼女の滞在先のホテルに出かけました。
 すぐにディランの話題となり、「ついさっき、ネットでこの話を知ったのよ。ディランは72才になっているのにまだまだ現役で、すごいわ!」とテンション上がりっぱなしのA子さん。
 彼女はディランに限らず、最近、続々と来日している海外の懐かしいミュージシャンのコンサートによく行っているらしく、「2月のクラプトンのコンサートには、4回も行くようにしているの」とのこと。
 「いいな~。クラプトン、私も大好きなのよ」と言うと、「ディランのコンサートに一緒に行きましょうよ。2人分のチケットを予約するから」と誘われ、それから3カ月後の東京でのコンサートへ一緒に行く約束をしました。しかも2夜連続です。
 実のところ、10代のころ洋楽ばかり聞いていた私ですが、ディランについてはアメリカの有名なミュージシャンであることぐらいしか知りませんでした。そのため、コンサートに向けてCDを聴いたり、インターネットで経歴を調べたり、即席のディラン・ファンになりました。
 ディランがデビューしたのは約50年前。今は風貌も声質も変わり、年を重ねていることが感じられますが、その分、渋さが増してカッコよくなっています。
 そんなこんなで、3カ月間の生活はディラン漬けになり、いよいよ当日がやってきました。
 コンサート会場は、私より少し上の世代の方々が結構いるようで、男性が圧倒的に多い感じ。待ちに待ったディランが登場すると、満員の観客の目と耳が釘づけになっているようでした。
 ステージは全体的に照明が暗く、派手な演出もないのに、観客はノリノリの様子。中盤を過ぎると、「ボブ!」と呼びかける男性の声もあちこちから聞こえてきて、すごい盛り上がりでした。
 この会場は小さなライブハウスで、1階が全て立ち見となっています。
 私たちは2晩とも、ディランの一挙手一投足を間近に見ることのできる絶好の場所を確保することができ、大満足!
 半月経った今も、余韻に浸っている私です。


ところで、今回の東京行きは、おもしろいことがたくさんありましたが、体力的には少々疲れる場面がいくつかありました。
 まずコンサートでは、1時間前から整理番号順に会場に入ることになっていて、開演まで立ったままでした。そしてコンサート終了まで3時間立ち続けの状態となり、これを2晩続けたら、さすがにつらかったですね。
 その前日にも立ったまま2時間待ちを経験しました。場所はディズニーシーです。
 A子さんから「行ってみる?」と聞かれ、「ディズニーシーに行ったことがないから楽しみ♪」とルンルン気分で出かけた私。
 夕方5時ごろ到着して、待ち時間なしのショーをひとつ見たあと、「ジェットコースターに乗ろう!」と言う元気なA子さん。
 入口に行ってみると、「2時間待ち」の案内が出ていたので止めるのかと思ったら、「これも経験よ」とA子さんは迷うことなく順番待ちの列の最後尾に並びました。
 長蛇の列は少しずつ前に進んでいましたが、最初の案内どおり、きっかり2時間待つことになりました。
 それはともかく、私にとって30年ぶりに乗ることになったジェットコースター。ドキドキしながら乗り込み、360度回転を体験しました。
 しかし、その所要時間は、たった1分30秒。2時間待って、1分30秒。
 この場所だから、みんな当然のように待つことができるのでしょうか。
 なお、ジェットコースターという言葉は和製英語で、英語ではローラーコースターになります。
 一般的なジェットコースターでは、乗客が乗る車両にエンジンやモーターはありません。
 チェーンリフトでレールの高いところまで車両を巻き上げたら、そこからは力学の法則に従って動くだけです。
 まず、下りの傾斜で位置エネルギーを運動エネルギーに変えることでスピードをつけます。
 次に上向きの傾斜を上がることで運動エネルギーを位置エネルギーに変えます。
 この動作を繰り返して、運動エネルギーは摩擦や空気抵抗などにより減衰していきます。
 360度のループでは十分な速度があれば車両がレールから離れることはなく、落下することはありません。
 最後に、ブレーキによる摩擦で運動エネルギーを熱エネルギーとして放出すれば停止します。
 エネルギーとは、仕事をする能力のことです。
 ついでに書くと、水力発電では、高いところにある水がもっている位置エネルギーを水車で回転する運動エネルギーに変えて、さらに発電機で電気エネルギーに変えています。
 重力による位置エネルギーのおかげで、ジェットコースターが動き、水力発電もできるのです。


さて、重力に関する話はどうもかたくなるので、ちょっとくだけた話もご紹介しましょう。
 それは「重力は女性の敵」という話。A子さんが私に教えてくれました。
 「イヤリングを落としてしまって悲しい思いをすることがあるでしょう。それは重力のせいよ。そして、体のいろいろな部分がたるむのも重力のせい。重力は女性の敵よ。」とのこと。
 A子さんは、ジュエリーを販売する仕事をしています。お客さんに対しては、そのあとの話が重要で、「このイヤリングは、耳たぶが痛くなく、落ちにくい金具を使っています。ぜひご購入ください」となるわけです。
 この話を聞いた私は「そうか、すべて重力のせいだったのだ」と納得できました。自然の法則には、逆らうことができません。


東京では、記憶に残る出来事がもうひとつありました。
 3日目に、A子さんとスカイツリーへ行く約束をして、お昼過ぎにスカイツリー前で待ち合わせをしました。
 そして時間どおりにあらわれたA子さんから「まだお昼ごはん食べてないよね。上の階にビール館があるから、ちょっと飲みながら食事をしましょう」と誘われました。
 飲食店が並ぶその階に上がってみると、他の店はどこも待っているお客さんが行列になっていましたが、さすがに昼間からビールを飲む人は多くないようで、目指すビール館は空席がありました。
 「良かったね~」と言いながら席に座り、お料理を決め、さてビールは…銘柄がたくさんあり過ぎて決められません。
 そこで若い男性の店員さんを呼び止めて、「どれがおすすめ?」と聞くと、いくつかのおすすめのビールの味の違いをくわしく教えてくれました。
 そしてようやく最初のビールを決めると、「グラスのサイズはいかがしますか?」と店員さん。
 「もちろん大きいほう!!」と即座に答えた私たち。「おいしいね」と、ビールを3杯ずつ飲んで、いい気分になりました。
 最後に愛想のよい店員さんから「また来てください」と名刺をもらって、「絶対、また来るからよろしくね」と店を出ました。
 そのあと、すでに3時間が経過していたことに気が付き、ディランのコンサート会場に向かうため、スカイツリーをあとにしたのでした。
 最初は当然、展望デッキと展望回廊に上がるためにここに来たはずだったのですが…ま、いいか。
 名刺をもらった店員さんに会うため、また来ればいいし♪
 私たちは、ビールの誘惑にも、逆らうことができません。

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