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だから電気はおもしろい

スマートな話 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

 私の友人で、美容関係のお店を経営している5才年上のお姉さまがいます。
 美容関係の仕事をしているだけあって、実年齢より10才は若く見え、身のこなしがスマートで女性から見てもホレボレする美人です。
 しかしながら、彼女と話をするたびにその容姿に似合わない失敗談や、笑える話があって、すごく親しみやすい人でもあります。
 先日会った時、彼女いわく、「私の車って、そろそろ10年になるから、次の車を考えないといけない時期がきているの。今のところ欲しい車もないし、結局また同じ車を買うようになるのかなぁ」
 そう言う彼女の車は、3000ccの外車です。
 「また外車買うの~、いいなぁ~」と思いながら聞いていると、「でも私って、ほとんど車に乗らないし、高速道路を運転するのって、こわくて80キロ以上はスピード出せないのよ」とのご発言。
 「ウソでしょ!?」と一瞬疑った私でしたが、高速道路で周囲の車を気にせず悠々と、スタイリッシュな姿で運転している彼女が目に浮かび、「彼女ならあり得る!」と納得。
 しばらくその話で盛りあがったあと、「ところで、電気自動車を買うって言ったらどう思う?」とたずねられました。
 彼女は、流行に敏感なのです。
 以前、お掃除ロボットが発売されて間もないころ、「あれ買ったのよ。はじめは、ちゃんと掃除するのか心配で、ずっとお掃除ロボットの後ろを追っかけて見ていたのよ」と笑わせてくれました。
 しかし、お掃除ロボットのノリで電気自動車を買ってしまうのは時期尚早でしょう。
 「あと数年は様子をみたほうがいいよ。電気自動車も手の届く金額になってきたけど、充電設備の整備がまだ進んでないから」という話をしたところ、「それじゃ、今回はやっぱり同じ車にしようかなぁ」ということで落ち着きました。
 彼女は、太陽光発電にも関心を持っていて、「これからは、太陽光発電よね。うちも取り付けようかしら」と相談を持ちかけられたこともあり、最先端の情報を含めて、いろんなことを知っておかないと彼女の話には、ついていけません。 
 最近、「スマートグリッド」や「スマートメーター」という言葉を目にするようになってきました。
 まだ一般の方にはなじみがないと思いますが、ここ数カ月前から、電気関係の雑誌では特集が組まれたり、新聞やビジネス誌等でも頻繁にとり上げられたりするようになっています。 
 電気関係の業界に身をおく私たちとしては、知らないでは済まされない言葉になりつつあります。
 スマートグリッド(smart grid)のスマートは「賢い」、グリッドは「格子」や「送電網」などという意味で、スマートグリッドは「次世代送電網」と訳されたりしています。
 スマートメーターは、双方向通信機能と電気の開閉機能を持つ高機能の電子式電力量計のことで、スマートグリッドの実現には欠かせないものとなる予定ですが、本格的な導入は、まだまだ先のようです。
 スマートグリッドについて、日本の取り組みは始まったばかりなので、はっきりした姿はまだ見えていません。
 技術的な課題や、メリット・デメリットについての議論もこれからのようです。
 ただ、実現に向かって進んでいることは確かで、新たなビジネスチャンスが生まれるという大きな期待もかかっています。
スマートグリッドについての説明をいろいろ探してみたのですが、以下は経済産業省のホームページに掲載されていた資料からの抜粋です。
 『次世代エネルギーシステム、いわゆるスマートグリッドは、最新のIT技術を活用して電力供給、需要に係る課題に対応する次世代電力系統とされる概念である。
 一般に再生可能エネルギー等の分散型電源の大規模導入に向けて、従来からの大規模電源と送配電網との一体運用に加え、高速通信ネットワーク技術等を活用し、分散型電源、蓄電池や需要側の情報を統合・活用して、高効率、高品質、高信頼度の電力供給システムの実現を目指すものとされる。
 近年、地球環境問題への対応、電力供給信頼性向上等の観点から、米欧を中心に急速に関心が高まっており、中でも相互運用性の確保等の観点から標準化に関する検討が先行して動き始めている状況にある。』
 (難しい説明ですね。とりあえず言葉だけ覚えておくことにしましょう。)
 スマートグリッドの話のなかには、「スマートハウス」、「スマートビル」、「スマートコミュニティ」、「スマートシティ」…なんて言葉もでてきますが、「スマート」の意味がわかれば、なんとなくわかるような気もします。
 それにしても今の時代、「スマート○○」って言葉が、他にもたくさんあります。
 「スマートフォン」は多機能型携帯電話のこと。
 「スマートインターチェンジ」は、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジのこと。
 何もかもスマート化の時代なのでしょうか?
私ははじめてスマートメーターという言葉を同僚から聞き、「それ何? 細長いメーターのこと?」と言ったことがありました。
 このスマートメーターを教えてくれた同僚は、仕事ぶりがスマートでお手本にしたい人です。身近にそんな人がいるのは、ありがたいことですね。
 今回は、この原稿の締め切りのずっと前から、「そろそろ書かないといけないでしょう。計画的に準備をしておきなさいよ」と何度も言ってくれていました。
 でも、やっぱり私は締め切り直前まで取りかかれなくて、いつものように四苦八苦…。
 私のスマート化は、いつまでたっても実現しそうにありません。

 2011年になりました。
昨年は、省エネ法関係の支援業務に携わっていたため、仕事の上でたくさんの方々とお話をする機会があって、刺激になり勉強になった一年でした。
初対面と思っていたお客さまから、「電気と保安にでている細川さんでしょう」と声をかけていただいたことも何度かあり、お客さまとの距離が一気に縮まった気がしてとてもうれしく思いました。
電気と保安、そしてこのコーナーをご愛読いただきありがとうございます。
今年もお客さまとともに、楽しく仕事ができればと思っています。
今年もよろしくお願い申しあげます。

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