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だから電気はおもしろい

だから現場はおもしろい 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

 「私って、夏になると太るのよ。夏バテ予防に食べ過ぎるせいだと思うけど」
 「クーラーのなかった時代は、暑さで食欲が落ちて夏ヤセしていたけど、最近の夏バテは、室内と室外の温度差に体がついていけなくて自律神経が乱れることが原因の場合が多いらしいね。私たちは、クーラーのきいた部屋でずっと仕事しているから、夏バテを気にして、そんなに栄養をつける必要もないはずよ」
 8月初め、久しぶりに一人で高松の居酒屋さんに行った時のこと。カウンターの隣に座った30才前後とおぼしき女性二人の会話が聞こえてきて、思わずフムフムと聞き耳を立ててしまいました。
 実は、私もこの夏は少々、体重増加が気になっていたのです。
 この間も友人と食事に出かけた時、「よく食べるね。最近太ったんじゃない?」と言われてしまいました。
 でも、「食べないと体がもたないかなぁ」と思うこともあって、相変わらず、3食きっちり食べて続けています。
 もともと夏になっても食欲はあるし、残念ながら私にとって太る要因はあってもヤセる要因はないのです。
 ところで、今年度は改正省エネ法のスタートの年。
 省エネ法の改正で、法規制対象となる事業者が増加したことから、お客さまから省エネ法についてのご相談を承ることが多くなってきました。
 法規制対象となる事業者が今年、まず国に提出すべき「エネルギー使用状況届出書」の提出締切は7月末でしたが、この届出書作成のために、21年度のエネルギー使用量把握のお手伝いをしたお客さまが10社ほどありました。
 そのなかで、3千件を超える電気の契約について、1年間の使用量データの整理のお手伝いをしました。
 大ざっぱな性格である私のことをよく知っている同僚は、無言でパソコンに向かい何日もエクセルと格闘している私を見て、精神面の心配をしたらしく、何度か「だいじょうぶ?」と声かけてくれていました。
 「几帳面な私にぴったりの仕事でしょ」と返事をしていた私でしたが、同僚のこころ配りがありがたかったですね。
 5月中旬ごろからは、省エネ法に基づく管理標準の作成支援の業務も実施していて、年度末まで予定が入っています。
 管理標準の作成支援の業務では、まず、依頼をいただいたお客さまの工場やビルを訪問し、設備や工程の概要を、ヒアリングや資料の閲覧によって把握します。
 次に、照明、空調、電動機などの電気設備や、ボイラーなどの燃焼設備、その他管理標準に盛り込むべき設備を実際に見せていただき、その施設に適した管理標準をお客さまと相談しながら作り上げていきます。
 今回は、真夏にこの業務が集中してしまいました。今、毎週、あちこちのお客さま施設を訪問しています。
 自治体の施設では、エネルギー使用量の多い下水処理施設やごみ焼却施設などのプラントを訪問することが多くなっています。
 で!! 私はこの仕事のために、夏前からかなり気合いが入っておりました。
 ここ2年あまり、本部勤務でデスクワークが多かった私は、外に出る機会もめっきり少なくなっていたので、体がついていくかという一抹の不安があり、おまけに夏真っ盛りの7、8月に訪問予定の施設のなかに、ごみ焼却施設が3カ所もあり、暑い(熱い?!)のは間違いない!!
 「これは、食べないと体がもたない!!」と思い込み、食欲増進につながってしまいました。
 なんとかバテることもなく、ごみ焼却施設3カ所の現地での仕事は済みましたが、結果、これまでに一番暑い思いをしたのは、2番目に訪問したごみ焼却施設の焼却炉がある建屋のなか。
 サウナでもあれほど汗が出ないと思われるほど汗が流れ落ちました。
 外に出た時、外気温は30℃を超えていたでしょうが、秋風に吹かれたように涼しく感じましたね。
 そのとき絶対、2キロは体重が減っていたと思うのですが、当然、その夜は同僚たちとビールで乾杯し、汗の量よりビールの量が多かったのは間違いなく、この夜から体重が目に見えて増加して元に戻らなくなってしまったもようです。トホホ…。
 プラント関係では、最初に、その工程を理解するのに時間がかかりますが、その設備に習熟している人に説明していただくと、案外早く理解できます。
 私と一緒に仕事をしている一回りほど若い男性は、さすがに覚えるのが早く、下水処理施設を3カ所回り、都度、くわしい説明を聞いたので、下水処理施設の運転員ができそうだと言っていました。
 下水処理施設は、記憶力に自信のない私も何となく理解できるようになりました。
 国内の下水処理施設で現在、多く採用されているのが標準活性汚泥法。
 簡単に言うと、微生物を含んだ泥と下水を混合したものに、ブロアで空気を送り込み、微生物の活動を活発にさせて下水中の有機物を分解する方法です。微生物のおかげできれいになった水は、消毒して河川などに放流されます。
 今回、この原稿を書くために改めて水処理のことを調べていると、水循環システムでは、香川県多度津町の「再生水利用計画事業」が国内で先進的な事業だと紹介されていました。
 多度津町のホームページでは、次のように掲載されています。
 「下水道処理水という貴重な水資源を活用し、河川の浄化はもとより、せせらぎ水路等を整備することで、環境教育や自然体験の場をつくり、今後考えられる降雨量の減少による田畑への影響も考え、農業用水の確保のために、ため池・水路を整備し、加えて水質浄化を図っています。」
 毎年のように夏場の水不足の心配がある香川県に住んでいると水の大切さがよくわかります。
 今回、下水処理施設での仕事を通じて、家庭から下水として流す水にも気をつけなければならないと思いました。
 この仕事は、これまで馴染みの少なかった設備について、現地で説明していただいたり、じっと稼働状況を見たりしているうちに身近に感じることができておもしろいものです。
 いろんな業種のいろんな設備を実際に見ることができて、興味の範囲が拡がります。
 馴染みの少ない設備について、専門書やインターネットで調べていると、ついつい寄り道、脇道、回り道をしてしまうこともしばしば。
 気がつけば、本来の目的を忘れてしまって、寄り道先で深みにハマっていたりするのです。
 この原稿を書く時も、調べものをしていると深みにハマって、なかなか仕上がらなくなってしまうのです。
 印刷会社さんには毎度、ご迷惑をかけております。

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