一般財団法人 四国電気保安協会 一般財団法人 四国電気保安協会 四国電気保安協会 プライバシーポリシー 四国電気保安協会 サイトマップ 四国電気保安協会 TOP 四国電気保安協会事業拠点のご案内 四国電気保安協会 お問い合わせ 四国電気保安協会リンク集
地域の皆さまへの
電気の安全広報

地域の皆さまへ電気の安全広報

だから電気はおもしろい

つくり手の顔 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

2月になると毎年、高知県中西部にある日本酒の蔵元を訪ね、10人ほどで楽しいひと時を過ごしています。
  私は今年で5年連続の参加となりました。しかも昨年、今年と高松からの参加でした。ホントによく続いています。
  メンバーは高知の居酒屋のマスターとその店の常連さんたち。
  朝、高知駅に集合し、遠足気分で酒蔵見学のための小旅行がスタートします。
  そして、特急列車に乗ること1時間足らず。はやる気持ちを抑えながら酒蔵へ直行。
  今年は、6才になったこの酒蔵の将来の跡取りさんが初のお目見えで、「ボクは11代目やき!」と元気な声で私たちを迎えてくれました。
  この酒蔵は、江戸時代中期の1781年創業で、高知県内で最古の酒蔵です。
  現在も創業当時の木造の蔵が大切に使用されていて、歴史を感じます。
  現在の社長である9代目のおじいちゃん、10代目のお父さん、そして11代目のボクと、きっとこれからも酒づくりが引きつがれていくことでしょう。
  「大きくなったら美味しいお酒をつくって、飲ませてよ~」と、頼もしい11代目のボクに早くも期待している私たちです。
  ここは小さな酒蔵ということもあり、つくり手の人柄がそのままお酒の味に反映されているような気がします。
  近年、白ワインのようなフルーティーな香りのする吟醸酒が消費者に好まれるようになっていますが、吟醸酒はデリケートな酒づくりが要求されます。
  そのためこの酒蔵では、機械化していた部分を、人の手による製法にかえたそうです。「昔の製法に戻った」と社長が言っていました。
  見学をしたあとは、お待ちかねの試飲会。この酒蔵のお酒の味はというと、吟醸香がありながらも、しっかりした辛口。つくり手の誠実な人柄があらわれています。
  そして試飲のお酒を美味しくたっぷりいただいたあとは、近くの飲食店でお昼を食べながら、またこの酒蔵のお酒をいただくのがいつものパターン。
  最後にまた酒蔵に寄り、おみやげにお酒を買ったらみんなニコニコで特急列車に乗って夕方、高知に帰ります。
  で、これで終わらず、高知に着いたらまた引率役のマスターのお店でおみやげのお酒を飲むのです。一日中、よく飲めますね~。(え?! 私のことだった?)
私にとって家電製品とか車とかあまり興味がないので、愛着をもって製品のちがいを語れるのはお酒ぐらいでしょうか。
  お酒は嗜好品ですから、人それぞれに好みがちがいます。
  高いお酒より安いお酒のほうが好みにあうと言う人もいれば、ちょっと個性のあるお酒が好きだという人もいます。
  同じお酒でも冷やしたり温めたり、飲み方も人それぞれでいいわけです。
  高知県には酒蔵が18軒あります。それぞれ私は好きですが、つくり手さんを知っている酒蔵は特にひいきして飲んでいます。
  つくり手の顔が見えると「あの人がつくったお酒なら間違いない」という安心感もありますね。
  最近は、四国四県のお酒にレパートリーをひろげつつありますが、これ以上、造り手の顔を知って、飲みたいお酒が増えるのも考えものかな。
  ものづくりは、結局は人に帰することとなり、そのつくり手やその企業で働く人たちの品格がその製品にあらわれます。それは全ての製品に当てはまる話です。
  この原稿を書いていると、24才になる娘が訪ねてきて1カ月半ぶりに顔を見たのですが、私に似ているとつくづく感じました。
  子育ても同じですね。子どもにおそろしいほど親の品格があらわれています。
  私に似ていないのは、背が低くないこととお酒を飲まないことですね。お酒を飲まないのは、私が反面教師になっているのでしょうか。息子は私に似てよく飲んでいるらしいのですが…。
ところで私は、四国電力の社員(現在は保安協会に出向中)なのですが、電力会社は電気をつくっています。
  電気の品質の話も、ちょっとだけ語っておきましょう。
  一般的には、日本の電気は停電が少なく、周波数や電圧の変動が小さいということで、電気の品質が世界一であると言われています。
  日本では、最近はほとんど停電しないので、それが当たり前になっていますが、海外では停電はめずらしいことではありません。私の数少ない海外旅行でも、かなり高い確率で停電にあいました。
  日本でも1960年代までは1軒あたり年間4時間以上の停電があったようですが、電力システムの発展により、2007年度実績では16分程度だということです。しかも年間停電回数は0.14回で7年に1回しか停電していません。
  日本の電力システムは世界に誇れるすごいシステムなのですね。
お酒は、10月から翌年3月ぐらいまでの寒い期間につくられます。今年の酒蔵見学の時にその説明があって、「それなら夏場、社長は暇なの?」と聞いた人がいましたが、夏でも何かと忙しいそうです。
  日本酒をつくっている工場の電気の使用量は、一般的にはお酒づくりの期間には使用量が多く、それ以外の半年間は少なくなっていると思われます。
  お客さまの業種は多種多様。電気を使っている設備も千差万別。
  業種によっては、思わぬところで使用量のピークが発生していることがあって、季節でいうと中間期にピークが発生していたり、時間帯でいうと深夜にピークが発生していたりする場合があります。
  逆に使用量に山や谷がなく、すごくフラットなロードカーブの場合もあります。
  お客さまの使用量のロードカーブを見るのは、いろいろ発見があっておもしろいものです。
  また、お客さまの工場内で設備の稼動状況をじっと見るのもおもしろいですね。
  その設備とお客さまに愛着がわいてきます。
  3年前、私たちと一緒に酒蔵見学にはじめて参加した30代の独身の男性と女性が、すっかり意気投合して1年後に結婚しました。
  結婚した時も私たちは大喜びでしたが、私たちはみんなが仲人と思っていますから、彼らに赤ちゃんができたら大変な騒ぎになることでしょう。

←だから電気はおもしろいメニューへ

一般財団法人 四国電気保安協会 〒760-0066 高松市福岡町3丁目31-15 TEL:087-821-5615(代)