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地域の皆さまへの
電気の安全広報

地域の皆さまへ電気の安全広報

だから電気はおもしろい

温度管理 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

先日、ワインセラーを買いました。12本収納用で高さ90センチ、幅30センチ程度の小さいタイプです。
  届いたワインセラーに電源を入れ、庫内が冷えるのを待って、冷蔵庫の野菜室を占領していたワインをワインセラーに移して、ひとり悦に入っていると、同僚で飲み友だちのK氏から電話がかかってきました。
  K氏にワインセラーを買った話をしたら、「そのワインセラー、何ワット?」と、さすがに電気にかかわる仕事をしているだけあって、するどい質問。
  「そういえば、そんなこと考えずに買ってしまった!」…あわてて仕様書を見た私。
  定常運転時消費電力12ワット、1カ月の電気料金は約200円と書いてあり、とりあえず安心しました。
  次に「コンプレッサの音、うるさくない?」と聞いてきました。
  「ワンルームだし、コンセントが適当な場所にないから、寝る場所のすぐ近くに置いたけど、すごく静か。」…と答えてすぐ、もしかしてコンプレッサ式ではないのかも、と思って仕様書を見たらペルチェ式と書いてある。
  耳を近づけると、ほんのわずかにファンの音がするのみ。
  ペルチェ式とは、2種類の半導体をつないで、直流電流を流すと、一方が吸熱し、もう一方が発熱するということを応用した冷却方式です。
  ペルチェ式は振動や音が少ないのですが、冷却能力はコンプレッサ式の方が優れています。業務用などで扉の開閉が多い場合は、コンプレッサ式の採用が多いようです。そんなことも知らずに買ったのですが、結果的に静かなペルチェ式でよかった~。
  それから、「寝ている時に地震で倒れたら、下敷きにならないか?」と言われ、縦長なので倒れやすいことに気づき、設置場所が安全か再確認しました。
  「それにしても、よく思い切ってワインセラーなんて買ったね。テレビもないような生活をしているのに、やっていることが理解できん。」と言われ、そういえばそうだったと思いました。
  我が家にはテレビがないだけでなく、電子レンジもない。エアコンの使用は必要最小限で、普段は元の電源を切っているので待機電力ゼロ。でも24時間通電するこのワインセラーのせいで、これから絶対、電気代が高くなる!!
  最後にK氏は、「今度、その大事にしているワインを飲ませて。」と言って電話を切りました。…飲ませてあげてもいいけど、残念ながら高級ワインは一本もございません。
  K氏は、いろいろなことに気づかせてくれる、ありがたい友だちです。それにしても考えのない私…。
高知に住んでいた時は、外で飲んでいることが多いこともあって、冷蔵庫にアルコール類は缶ビールすら置いていませんでした。
  それが高松に住みはじめてから、月1回のワイン教室に通い始めたことがきっかけになり、「美味しいワインというのはわかるけど、味の違いはわからないなぁ。いろんなワインを飲んでみたらわかるかも。」と、家でもワインを飲み比べてみたくて、インターネットで取り寄せた安いワインがゴロゴロと、いつの間にか冷蔵庫の野菜室を占領してしまっていたのです。
  その後、冷蔵庫に保存するのは乾燥するのでよくないということを知り、はやく飲んでしまおうと思っても、ひとり暮らしなので飲める量にも限りがあります。毎日コツコツ飲んでもなかなかボトルは減りません。
  そこで、きちんと温度と湿度の管理をして安いワインでも美味しく飲みたいと、ワインセラーを買うことにしたのです。
  ま、せっかく買ったので、有効活用をするように、これから考えることにしましょう。
  ワインセラーで、日本酒を長期熟成させてみても良さそうですね~。
  意外なことに日本酒も純米酒だったら、温度管理をきちんとすると長期熟成しておいしく飲めるのです。
この間、高知に帰った時、「○○っていうお酒がすごくおいしかった。」と近所の酒屋の奥さんに話をしたら、「うちにその○○の2年ものがあって、この前、主人が1本飲んだけどおいしかったらしいよ。もう1本あるけど飲んでみる?」というので買って帰りました。
  それは、純米大吟醸で、お店で温度管理されて2年間、大切に保存されたことにより、熟成されてすばらしい味わいになっておりました。
  この近所の酒屋の奥さんも飲み友だちで、美味しいお酒を紹介してくれるし、時々まけてくれるし、ありがたい友だちです。
  電気の保守管理をしている私の同僚たちは、定期点検のなかで、お客さまの電気設備の温度管理をしています。
  トランスの絶縁油の温度上昇限度は90℃くらいですので、トランスの外壁温度では75℃~80℃くらいが管理の目安。
  絶縁油は、絶縁と冷却の役割をしていますが、特に夏場は、外気温度が高い上に、過負荷となる可能性も高く、焼損事故が発生しやすい要因が重なるので注意を要します。
  しかし、真夏の電気設備の点検は過酷です。トランスの温度も高くなるけど、電気室やキュービクルの温度もめちゃくちゃ高温になっている場合が多く、たま~に空調完備の電気室に入ると天国のよう。(私も数少ないですが、そんな経験をしております。)
  電気設備もワインセラーのように一定温度に保って管理できれば、点検も楽なのですが…。
暑い話を書いているとビールが飲みたくなってきました。ビールは、きめ細やかな泡を立てるとおいしいですね。…などと、最初はこだわりますが、酔っぱらったらどうでもよくなってくることも多いです。友人たちと、美味しく飲めたら私は幸せです。
  70才を過ぎて仕事もお酒もバリバリの現役で、飲み友だちのテッちゃんが言っていました。
  「お酒を美味しく飲む条件は3つ。一緒に飲む人がよい。飲む場所がよい。そしてお酒に合う料理があれば、お酒は美味しい。」のだと。

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