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電気事故例・体験談

電気事故例・体験談など

電気事故未然防止例 このようにして事故が防げました 178 分電盤内に塩分まじりの水分が浸入!!

●設備の状況
 港に隣接している工場です。

●発見時の状況
 工場内の動力盤の電気が切れたとの連絡を受けてお伺いしました。
 連絡責任者の工場長さんに状況をお聞きすると、電気室内の工場幹線用ブレーカー(配線用遮断器400A)が動作しているということと、工場内動力盤付近が光り、音がしたとのことでした。
 幹線用ブレーカーの動作状況としては、短絡事故による動作、もしくは幹線の過負荷による動作と思われました。また漏電と短絡が同時に起きることもあるため、まず電気室から動力盤までの絶縁抵抗を測定することにしました。

 電気室内から工場内動力分電盤の各分岐回路用ブレーカー電源までの絶縁抵抗測定値は、赤相・白相が共に0.03メグオームで絶縁不良でした。次に着目した動力盤内は、一見したところ異常はないようですが、そんなはずはないという思いから幹線を外し、その幹線の絶縁抵抗を測定しましたが問題はありませんでした。そのため、原因は動力盤の内部にあると判断し、再度、動力盤の内部を詳細に点検しました。その結果、銅バー裏の固定用ベーク板にかすかな黒いシミがあるのを発見することができました。
ベーク板を取り外して原因が分かったのですが、各相間の固定をしているベーク板に塩分が付着したことにより、通常絶縁されている表面を電気が通り地絡短絡となったことが判明しました。
港に近いこともあり塩分まじりの水分が分電盤内に浸入したことが最大の原因であったため、分電盤内に水分が浸入しないよう処置をしました。
ブレーカー動作の原因を取り除き、事故の拡大を止めることができて良かったと思います。

●今後の取り組み
 わずかな水分および塩分の分電盤内への浸入・絶縁物への付着が大事故につながっていくことを今回のことで実感しました。今後は水分、塩分の事故への関わりを考慮し事故の未然防止に努めて参ります。

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