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電気と保安 新春
[ 2006 No.197 ]
2006新春No.197 表紙

阿波奴凧(やっこだこ)(徳島)
  凧(たこ)の生まれは紀元前の中国、またギリシヤともいわれ、その発祥には諸説あります。日本には平安時代以前に伝来、江戸時代には子ども向けの玩具として広まり、大流行しました。
  徳島では阿波藩政時代より、和紙の製造が盛んだったほか、骨組みとなる竹材も豊富に入手できたことから、奴凧の生産が活発となりました。昭和15年(1940)に創業した徳島市の阿波奴凧製造工業所は、阿波奴凧作りを現代に受け継ぐ唯一のお店です。凧の製造は年中行いますが、忙しさのピークはお正月前の11月。繁忙期には、内職を含む10人以上の職人さんが手作業で、竹を組み、和紙を貼り付けていきます。
  同所代表の一森美恵子さんは、「阿波奴凧は、奴の袖に和紙を貼らずに、竹がむき出しになっているのが特徴。袖から風が抜けて凧が揚がりやすい」と語ります。現在では、商売繁盛の縁起物や部屋に飾る民芸品としての評価も高く、また販売促進用のミニ商品など、活躍の場は大空以外にも広がっています。

問い合わせ 阿波奴凧製造工業所
TEL(088)652−6385
撮影協力 吉田とし子さん(左)
小林喜美子さん(右)
前川弘子さん(奥)

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