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2005新緑No.193 表紙

阿波和紙(徳島)
  約1,300年前に大和朝廷に仕えていた忌部族(いんべぞく)が徳島の地に入り、部族の始祖天日鷲命(あめのひわしのみこと)を紙の始祖神としてあがめ祭ったことからその技術が伝承された阿波和紙。特徴は、楮(こうぞ)を原料に作る和紙の割合が高く、そこに藍染めを施すところにあります。その深い色はどこか懐かしささえ感じさせます。
 阿波和紙を作っているのは県内で3カ所しかなく、阿波和紙伝統産業会館はその1つです。館長で伝統工芸士の藤森実(ふじもりみのる)さんは県の無形文化財の指定を受け、他に6人の職人さんが技術を伝えています。「紙を漉くときに小さなゴミなどが入らないようにするのは大変だけど、お客さまが喜んで買ってくれたらうれしいです」と話す原田賢美(はらださとみ)さんは伝統を受け継ぐ1人です。
 館内では紙漉きの体験もあり、夏休みには多くの子供たちが訪れるそうです。伝統的な藍の濃淡で模様を施した和紙をはじめ、最近ではインクジェット対応の和紙もあり、欧米諸国への輸出やインターネット販売など和紙の世界が広がっています。

撮影協力: 阿波和紙伝統産業会館
原田賢美さん
TEL(088)342−6120

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