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電気事故未然防止例140:このようにして事故が防げました 高知部 安芸・室戸事業所
塩害防止対策グループ
電気設備は強風・潮風が大の苦手!
  高圧受電設備においては、台風時などキュービクル内に潮風が吹き込むと高圧機器などに塩分が付着し、ショート(短絡)や漏電(地絡)等の原因となり電気事故を引き起こすことにもなりかねません(塩害)。
  今回は、キュービクル式受電設備の塩害予防対策事例を紹介します。
  設備の概要
  当該お客さまのキュービクル式受電設備は、防波堤から30mほどの距離にあり台風時などキュービクルに潮風が直接吹き付け、高圧回路の絶縁抵抗値が著しく低下し、電気事故に至るおそれがありました。
  絶縁抵抗の低下を引き起こす原因である塩分の侵入経路を調査の結果、キュービクル下部の通気口および扉の隙間から多くが侵入していることが判明しました。
  早速お客さまと相談の上、電気事故を未然に防止するため、台風時期を前に次項の予防対策を実施しました。
  キュービクルの予防対策例
扉の隙間からの塩害防止策
 写真画像
ゴムパッキンの取り付け
キュービクル通気口の塩害防止策
 写真画像
アルミテープの貼り付け
  今後の対応等
  予防対策実施前には、台風が通過すると数十メグオーム以下になっていた絶縁抵抗値が、8月30日の台風16号通過後の測定では、その十倍程の値が保たれており、電気設備の停電事故などの電気事故防止に効果的であることが再確認できました。
  今後も、私たち四国電気保安協会では、豊富な経験を生かしたきめ細かな日常点検を行い、お客さまの大切な財産である電気設備の予防保全に努めてまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
 
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