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地域の皆さまへの
電気の安全広報

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だから電気はおもしろい

高知市から車で約1時間、高知県の中西部に位置する佐川町。
 私にとって佐川町は、小さな町のなかに興味深いものがたくさん詰まっている場所です。
 まずは、安くておいしい居酒屋さん。
 数年前に佐川で懇親会をしようということになり、その時初めて行ったお店だったのですが、すっかり気に入ってしまい、それ以降、同じメンバーで年に一度のペースでそこに集まって飲んでいます。
 私は高松から、JRを乗り継いで参加をしています。改めて考えてみると、相当な物好きですね。
 JR佐川駅から歩いて5分のところには、白壁が続く酒蔵通りがあります。
 その通りには、重要文化財になっている竹村家住宅があり、江戸時代中期より酒造業を営む有力商家のたたずまいが当時のまま残っていて、一見の価値があります。
 事前に予約をすれば、かつてお店だった広い吹き抜けの土間やお座敷などを見せていただくことができます。
 この通り、酒蔵通りと呼ばれるからには、もちろん酒蔵があります。
 しかも、創業は慶長8年(1603年)という老舗の酒蔵です。
 私は新酒の時期に、3年連続で酒蔵を見学させていただいたことがあります。
 酒蔵のギャラリーでは、お酒や関連グッズを購入することができるし、見るだけでも楽しいですよ~。
 それから、佐川町は世界的な植物学者である牧野富太郎博士が生まれ育った町ということで、牧野富太郎資料展示室や博士の名前を冠した牧野公園などがあります。
 牧野公園は、日本桜百選にも選ばれている桜の名所。
 酒蔵通りから歩いてすぐの場所にあり、私も何度かお花見に訪れたことがあります。
 昨年は、牧野富太郎博士の生誕150年でした。
 佐川町でも数々の記念行事があったようです。
 また、佐川町は知る人ぞ知る、地質学上、非常に重要な場所という一面もあります。
 佐川町を中心とした佐川盆地は、南北5kmの間に、シルル紀(4億4370万年前~4億1600万年前。昆虫類や最古の陸上植物が出現する)から白亜紀(1億4550万年前~6550万年前。恐竜の繁栄と絶滅、哺乳類の進化、真鳥類が出現する)までの地層が見え、場所によっては200m進むだけで、地層の年代が1億年ちがうところもあるとのこと。
 地球誕生から約46億年の歴史の一部が、佐川町に凝縮されているようですね。
 それぞれの時代の動植物が化石となって見つけられる佐川盆地は、化石の宝庫ともいわれています。
 そのような場所に建てられた佐川地質館には、たくさんの化石や地層に関する展示物があり、大人も子供も楽しみながら学べる施設となっています。
 岩石・鉱物・化石のうち、私は特に鉱物が好きで、展示品に鉱物があると見入ってしまいます。
 自然が作り出したいろいろな原石の結晶や、その鮮やかな色に魅せられてしまうのです。


もうそろそろ電気の話を書かなくてはいけないので、「電気石って知っちゅう?」と同僚に聞くと、「知らん。それって、火打石のこと?」という返事がかえってきました。
 火打石は火をおこすために用いる石のことで、電気石とはちがいます。
 電気石というよりも、最近は英名のトルマリンが一般的によく見聞きする名まえになっています。
 この石は加熱や加圧により、電気的な性質を帯びることから、電気石と名付けられたようです。
 電気石は、オパールとともに10月の誕生石になっています。
 石言葉は、「希望」だそうで、なかなか良いではありませんか!


ところで、化石というと石のようなものと思ってしまいますが、そうとは限りません。
 広辞苑では次のとおり記されています。
「過去の生命の記録の総称。すなわち地質時代の生物の遺骸あるいはその一部(体化石)、および足あと、這いあと、巣穴、糞などの生活の痕跡(生痕化石)を指す。従って石に化していなくても化石と呼ぶ。」
 石炭、石油、天然ガスなども化石であり、化石燃料と呼ばれています。
 化石燃料とは、動植物の死骸が地中に堆積し、長い年月の間に変成してできた有機物の燃料のこと。
 化石燃料は、埋蔵量に限りがあり、燃焼により、温暖化ガスである二酸化炭素や大気汚染の原因となる硫黄酸化物、窒素酸化物などを発生させるという問題があります。
 一般的にはエネルギーとは、すべての燃料、熱、電気を指して用いられる言葉ですが、省エネ法におけるエネルギーでは、風力、太陽光等の非化石エネルギーは使用量把握の対象となりません。また廃棄物からの回収エネルギーも対象になりません。
 ちなみに、近年、新たな資源として注目されているシェールガス、メタンハイドレードは化石燃料になります。


高知県西部の竜串海岸で、「化石漣痕(れんこん)」と書かれた案内板を見たことがあります。
 竜串にはたくさんの奇岩があり、地質の博物館と呼ばれています。
 「漣」には、細かに立つ波、さざ波という意味があります。
 海中の堆積物に波や水流よって凹凸ができ、それが隆起して地上にあらわれたもので、国の天然記念物になっています。
 四国では、徳島の宍喰浦でも見られます。
 化石漣痕は、生物の存在を示す痕跡ではないため、厳密には化石ではないそうです。
 食べ物のレンコンだったら、化石蓮根になるのかな?


もう10年以上前に読んだ、知人の男性が書いたもので、いまだに記憶している話があります。
 「最近、犬を飼い始めた」という書き出しで、「毎日、犬を散歩させたり、世話をしたりすることが楽しい」という内容でした。
 ここまではよくある話だったのですが、話のシメに「男性の興味の対象は、若い頃は女性で、次に犬になり、それから盆栽にかわり、最後には墓石になる」ということが書かれていて、すごく納得しました。
 そのあと同様の話を何かで読んだことがあります。

 もう少し幅広くいうと「人の興味の対象は、若いころは異性で、次に動物になり、それから植物にかわり、最後には石になる」という話になります。
 私の場合、墓石には興味がないのですが、化石や鉱物に興味があるので、もう最後まで行き着いてしまっていますね。
 それにしても、いくつになっても同性異性にかかわらず、人には興味を持ち続けたいものです。
 ということで今回の原稿は石にまつわるかたい話で、かなりの難産だったために数日間、晩酌をやめていました。
 今晩あたり、飲みニケーションでもしようかな~。

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