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地域の皆さまへの
電気の安全広報

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だから電気はおもしろい

3月末、徳島県出身の同僚Sさんからレンコンを1節いただきました。
 1節といっても、一番大きいところの直径は約8cm、長さ30cmを超える立派なレンコンです。
 徳島県は、茨城県に次ぐ全国第2位のレンコン生産地。特に鳴門地域での生産が盛んで、Sさんの実家でもレンコンをつくっています。
 JR高松駅から高徳線に乗り、徳島県に入ってしばらくすると、池谷駅から次の勝瑞駅あたりまで、一面のレンコン畑を車窓から見ることができます。このあたり、鉄道マニアの撮り鉄の鉄ちゃんたちには、絶好の撮影スポットのようです。
 季節を問わず年に何度もレンコンが届くので、「レンコンの旬はいつなの?」と聞けば、「旬は秋から冬かなぁ。春に種レンコンを植えて、9月ごろから翌春までずっと収穫しているよ」とSさん。
 穴があいているので「見通しがきく」とされ、縁起物としておせち料理に欠かせないレンコン。
 出荷量はその時分にピークになるようですが、旬の時期も収穫期間も長いのですね。
 ところで、レンコンの穴は何のためにあるのでしょうか。
 穴の大きさがそろったものが良いレンコンとのこと。
 レンコンは、この穴があるから火が通りやすいのですが、まさかレンコンは、料理されることを考えて自ら穴をつくったわけではないでしょう。
 調べてみると、地上に出ている葉っぱから地中にあるレンコンまで空気を送る通気口の役割をしているとのこと。
 レンコンはビタミンCが豊富で、美容と健康によく、漢方薬としても使われています。
 食べるとよいことはわかっていても、ふだんお店で見るレンコンは、少々値段が高くて買う機会がほとんどなかったのですが、Sさんのおかげで、レンコン料理をよくつくるようになりました。


レンコンというと私は、ある小料理屋さんを思い出します。
 いかにも料理人といった感じのご主人と、いつも着物姿のほんわりとした奥さんとで切り盛りされていたお店で、私の大好きな場所でした。
 その店では、毎日変わるお品書きが筆で書かれていました。
 よく知っている野菜や魚でも、漢字で書かれると読めないものが多くて注文するのに困りましたが、それもまた面白く、よくひとりで行っていました。
 数年前の7月のある日、いつものようにカウンターに座ってお品書きを見ると、「蓮根」という漢字があり、食材にレンコンを使うということはわかりましたが、どんな料理になるのかわかりません。
 ご主人に聞いてみると、「レンコンを皮つきで1節丸ごと、弱火でじっくり焼いて、塩をつけて召し上がっていただくものです」との答え。
 「じゃあ、それお願いします」と言うと、「実は今ごろから新レンコンが出回り始めるのですよ。レンコンが小さくてやわらかいこの時期しかつくらない料理なのです。焼き加減が難しいのですよ」と教えてくれました。
 そのあと「いや~これを注文されるなんて、ツウですね~」と言われ、来年もまた忘れず注文しようと思ったことでしたが、その年の12月はじめ、ご主人の病気を理由にこのお店はなくなり、新レンコンは一回限りになってしまいました。
 一回限りの新レンコン料理は、素材の味を生かしたすごくシンプルなものでした。
 このお店では、ご主人にも奥さんにもよくしてもらって、いろんなお料理をいただき、いろんなことを教えてもらったのですが、新レンコン料理が一番印象に残っています。


6月下旬から7月中旬にかけてレンコンの花が咲きます。
 花の寿命はたった4日ぐらいだそうですが、レンコンの花はすごくきれいですね。
「花が咲く時にポンと大きい音がするらしいよ。ただし朝早く咲くので、ボクは聞いたことないけどな」とSさん。「本当に音がするの?」と念を押すと「かあちゃんに聞いてみる」とのこと。
 その結果、「かあちゃんも実際に聞いたことはないって。でも花の咲く音を聞いたと言う人がいるのは間違いないって」ということでした。
 花は、なんと午前2時ごろから開きはじめるらしいのです。
 真相を知るためには、夜中からレンコン畑に入って花の咲くのを待つしかないのか??…
 それはさておき、花びらが散ったあと、実の入った花托(かたく)が残ります。
 レンコンはハス科の植物。
 ハスは、その花托が蜂の巣に似ていることからついた古い呼び名の「ハチス」に由来しているとのことです。


蜂の巣というと、LED照明器具のなかには、LEDチップが蜂の巣状に配置されているものがあります。
  LED照明器具にはいろいろな形状のものがありますが、あらためて見るとおもしろいデザインがあります。
 全体的な形では、蜂の巣というよりもレンコンの花托にそっくりなものもあります。
 あちこちでLED照明を目にするようになり、急速な普及を感じるようになりました。
 従来の照明器具より価格はまだ高いのですが、寿命は4万時間と長く、蛍光灯や水銀灯の3倍以上。
 消費電力は、蛍光灯に比べると約半分。
 点灯時間が長ければ、投資回収年数が短くなります。
 LEDは、人類が手に入れた第4世代のあかりとして期待されています。
 ちなみに第1世代はロウソク、第2世代は白熱電球、第3世代は蛍光灯です。
 LEDの後を追って技術開発が進んでいる有機EL照明の動向も気になるところですが、しばらくはLEDの独走になるのでしょうか。
 そういえば、徳島はLED技術の先進県ですね。


先

日、徳島の電気工事店のAさんに電話をした時のこと。
 Aさんとはこれまで何度も電話でやりとりをしているので、気安く話ができるようになっています。
 話の最後に「では、またよろしくお願いします」と私が言うと、「どちらいか」とAさん。
 はじめて会話のなかで聞く「どちらいか」。一瞬とまどいましたが、「どちらいか」は「こちらこそ」とか「どういたしまして」とかいう意味の徳島の方言だということを思い出しました。
 以前にレンコンのSさんから「どちらいか」の意味を聞いたことがあったのです。
 Sさんはイカが好きなので、「『どちらいか』って知っとる?」と聞かれた時、スルメイカとか、ケンサキイカとかのイカの仲間かと思いましたけどね。
 それにしても、「どちらいか」って、Aさんの人柄が感じられるあったかい言葉だなぁと思いました。


私の土佐弁が抜けない言葉に対抗してか、Sさんもよく阿波弁で話します。
 会うたびに「えっとぶり(ひさしぶり)」と言うのです。そして別れ際には、「ほなな(それでは、さようなら)」。

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