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地域の皆さまへの
電気の安全広報

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だから電気はおもしろい

トイレの神様 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

 K子さんとは知り合って5年ぐらいになります。
 K子さんは、しばらく海外で暮らしながら英語を勉強すると言って、59才で仕事をやめて、ひとりで地中海の島へと旅立ちました。
 それから半年ぐらいで帰ってきたかと思ったら、1カ月ぐらいしてまた別の国に行ってしまいました。
 そしてずっと、半年海外、1カ月日本という生活を繰り返しています。
 K子さんがそんな生活をスタートして2年ぐらい経ったころ、「帰ってきたので、一緒にランチでも」ということになりました。
 数日後、ホテルのレストランで会うと、なんと、「この後、英検2級の資格試験を受けに行く」と言うではありませんか。
 そして、「今日はあんまり飲めない」と言いながら、生ビールをグラス一杯きれいに飲んで、少々赤ら顔になって試験会場へと向かったのには恐れ入りました。
 試験結果は、もちろん合格です。
 K子さんは、60才代は海外で英語を勉強し、70才代は日本国内を旅行する。80才になったら沖縄に移住してペンションを経営するという長期プランをもっています。
 会うたび、たわいもない話で笑いころげていますが、人生設計をきちんとして、自己啓発を続けているそのパワーに圧倒されます。
 そういえば、私の友人A氏が、「子供が外国の人と結婚して孫ができたので、英語を話す孫と会話をしなければならない」と一念発起し、数カ月で片言の会話ができるようになりました。
 「孫はあっという間に大きくなって、もう英語ペラペラなので負けられない」と言って、ずっと勉強しているのにも感心します。
 私は、社会人になって何度か英語の勉強をしようと思ったことはあったのですが、K子さんやA氏のような目標もなく、勉強を継続するパワーもなく、まったく身につきませんでした。
パワーを英語で書くと「power」で、電力は「electric power」です。
 電力とは単位時間に電流がする仕事の量のことで、直流では電流と電圧の積で表されます。単位はW(ワット)です。
 ちなみに、電力会社のことを単に「電力」と言ったり、電力会社と需要家との契約種別を大きく分けて電灯と「電力」と言ったりします。
 電力量は「electric energy」で、ある時間における電力の積算総和のこと。電力は「electric power」なので、英語で書くと「electric power ○○」になるかと思ったら、そうではないのですね。
 電力会社からくる毎月の「電気ご使用量のお知らせ」に表示される電力量の単位は、kWh(キロワットアワー)が用いられています。k(キロ)は1000の意味で、W(ワット)は電力の単位、h(アワー)は時間です。
 電気の省エネでは、この「kWh」が指標となります。
 家庭にある電気製品について、それぞれどれくらいの消費電力であるかご存知でしょうか?
 一般的な家庭での消費電力の割合が一番大きい家電製品は、エアコンです。次に冷蔵庫、照明、テレビという順番になります。
 エアコンの省エネのための設定温度は、夏28℃、冬は20℃。
 そのほか、エアコンの省エネのためには、不必要なつけっ放しをしない。カーテンやブラインドを閉める。室外機のまわりに物を置かない。室内機のフィルターの清掃を少なくても年2回は実施する。扇風機を有効活用する。
 そして、エアコンの待機電力をなくすため、長期に使用しない時はコンセントからプラグを抜く。(専用ブレーカーであれば、プラグを抜かなくてもブレーカーを切ればよい。)
 冷蔵庫は、詰め込みすぎず、整理整頓する。また、冷蔵しなくてもよいものまで入れない。ドアを開けている時間を短くする。冬は冷蔵強度を弱くする。熱いものは冷ましてから入れる。
 照明は、白熱灯は電球型蛍光灯にかえる。こまめな消灯をする。
 テレビは、画面を明るくしすぎない。音量を上げすぎない。
 簡単にできることが、たくさんありますね。
ところで、最近、私がすごく気になるのは、トイレの便座です。
 最近のトイレは、暖房便座、温水洗浄、自動水洗、ふたの自動開閉など、多くの機能がありますね。
 私の友人は、「トイレのふたを開けっ放しにするとお金が貯まらん」と言って、暖房便座でないトイレのふたまで閉めていますが、暖房便座であれば、ふたをすることで年間約1,000円の節約になるらしいのです。
 また、便座や洗浄水の温度設定を季節に合わせて調整し、できるだけ低めに設定することで省エネになります。
 夏のすごく暑い日に、とあるデパートのトイレの便座が、やけどするかと思うほど熱かったことがありました。
 それ以来、このデパートのトイレを時々チェックしていますが、便座の温度に変化は見られません。
 店内の温度は、省エネを考慮した温度設定をしているのですが、トイレには気を配っていないのでしょうか。
 それとも、省エネの管理をしている人が男性なので、女性トイレには入ってチェックをしていないのでしょうか。
 こんなトイレの省エネの話をいろんなところでお話ししていますが、皆さん、へぇ~という感じで聞いてくれます。
 でも、あるスーパーでは、私のほうが、へぇ~と感心いたしました。
 なんと毎日、閉店時に店内のトイレを、お客さま用も従業員用もふたを閉めて回っているとのこと。徹底しています。
 さすがにこのお店は、他にもいろんな省エネを実行していました。
 トイレの省エネで、まだすごいことをしている会社の同僚がいます。
 不使用時には、手元の電源スイッチを切にして、使用する都度、数分前に電源スイッチを入れているとのこと。
 便座も温水もすぐ温まるのでまったく問題ないとのことです。
さて、この原稿を書いていると毎回、最後の最後に神様のお告げのようなヒラメキがあって、やっと印刷に間に合っているのですが、今回は最後にトイレの神様が助けてくれました。
 最近の歌にもありますが、トイレには神様がいるのです。
 私が子供のころ、よく読んでいた絵本に、山姥に食べられそうになった小僧さんのために、願いをかなえる3枚のお札を便所の神様がくれるという昔話がありました。
 この絵本のせいで、私は子供のころからずっとトイレには神様がいると信じているのです。
 省エネは、まずトイレから♪

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