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だから電気はおもしろい

風が吹けば 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

僚のA氏から突然、「扇風機の羽根は何枚か知ってる?」と聞かれました。
 最近、家電販売店で扇風機を何気なく見ていたところ、羽根の枚数が多くなっていることに気が付いたとのこと。
 「そういえば、いつも目にしているのにはっきり覚えてないよね。6枚? それとも5枚?」と答えたら、「一昔前までは3枚か4枚のものが多かったけど、数年前から5枚が主流になっているらしいよ。羽根が5枚だと、弱運転にした時に細かくムラのない風になるらしい」とA氏。
 その後、我が家の押入れのなかに仕舞い込んでほとんど使用していない扇風機を見てみたら3枚で、さすがに古さを感じました。
 日本で最初に扇風機が発売されたのは、1894(明治27)年。
 明治の時代から扇風機はあったのですが、一般家庭への普及は昭和40年代に急速にすすみ、普及率が90%を超えたのは昭和48年ごろ。
 思い起こせば私の小学校低学年のころ、家には扇風機がなく、うちわで涼をとっていました。
 仕事から帰ってきた父親に「うちわであおいで」とよく頼まれたのですが、手が疲れるので、すぐ「ハイ、終わり」と言っていたような記憶があります。
 でも、扇風機を買ってからは、父の言葉も「扇風機つけて」に変わり、私はうちわをあおぐこともなくなりました。
 一般的にはエアコンが普及するにつれ、扇風機の出番もだんだん少なくなってきていたと思うのですが、近年では、エアコンと扇風機を併用して省エネをする手法が広まって、またまた扇風機の出番が増えてきています。
 私の職場でも今、扇風機が大活躍しています。
 「冷房は28℃」が省エネ温度ですが、実際のところ28℃は快適な温度と言いがたく、我慢しきれなくなって設定温度を下げてしまいがちです。
 しかし、扇風機を併用すれば体感温度が下がり、28℃でも割合平気になります。
 扇風機は弱運転で十分です。
 ちなみに事務所内で扇風機を強運転すると書類があちこち飛んでいってしまうこともあるので、そういう意味でも弱にしたほうがいいです。(経験者語る)
 ある測定結果では、設定温度26℃でエアコンを使用した時の消費電力量を100とした場合、エアコンの設定温度を1℃あげて27℃にすると、扇風機の消費電力量を加えても9%の省エネになり、さらに28℃にすれば22%の省エネになるそうです。
 最近、知人から「うちの扇風機は30年ぐらい前のものだから、もう買い替えようと思っている」という話を聞いて、「30年も経っていたら、異常がなくても、早く買い替えたほうがいいですよ」とすすめたことがありました。
 扇風機は故障が少なく、長持ちしますが、経年劣化による発煙・発火のおそれがあるので、古くなった扇風機の使用は要注意です。
 羽の回転に異常があったり、異音がしたり、焦げくさいにおいがしたらすぐに電源プラグを抜かないと危険です。
 そして、販売店に修理を依頼するか、買い替えをしましょう。
近私は、電気関係の仕事をしている友人たちをつかまえて、「扇風機の羽根は何枚か知ってる?」と聞いています。
 さすがにみんな、3枚、4枚、5枚のうちから答えますね。
 そのうちのひとり、電力業界で働く友人のB氏に扇風機の羽根に続き、「風力発電の羽根(ブレード)は何枚?」と聞いたら、「風力発電のブレードは、3枚が主流になっている」と答えてくれました。
 そしてB氏は、「そういえば飛行機のプロペラは…」と、風力発電のブレードに関連付けて理論を説明してくれましたが、私は、「はぁ、そうですか」と言うしかありませんでした。
 B氏とは一緒によく飲むことがあって、飲んでいる時は私と同レベルと思うのですが、工学系の話になると雲の上の人になってしまうのです。
 この時は「風力発電の簡単な資料を持っているのであげよう」と言われ、30頁ほどの資料をくれました。
 全部に目を通して理解するのは大変なので、わかりやすいところだけ拾い読みをして、私も風力発電のことを少しだけ勉強した気になりました。
 B氏は、ハイレベルなところから刺激を与えてくれるありがたい友人なのです。
ころで先日、日本酒を飲む会に誘われて、とある居酒屋さんに出かけたら、これまたすごい女性と出会って、ものすごく刺激になりました。
 こうしたお酒を飲む会は、ただお酒を飲むだけでなく、いろいろな人との出会いがあっておもしろい集まりです。
 彼女は、サラリーマンなら定年を迎える年齢をさらに上回っていると言っていたので、私より年齢が15才くらい上のはず。
 しかし、まだまだ現役でNPO法人の代表として精力的な活動をしたり、いろんな会の役員もしたりで、日本各地への出張も多いとのこと。
 今回の日本酒を飲む会の出席者は5人だけだったので、最初から日本酒の話でウマがあって、彼女が活動している分野のひとつである食の話や、地球環境問題の話を中心に3時間以上、みんなでたっぷり話をしながら、たっぷりおいしいお酒をいただきました。
 なかでも私がおどろいたのは、彼女の自然エネルギーの話。
 風力発電や太陽光発電の現地に足を運び、実物を見て、技術者の説明もきちんと聞いているので、知識が豊富で考え方の偏りもないのです。
 風力発電の羽根は何枚? とか言っているだけの私のレベルをはるかに超えています。
 おまけに説得力のある話し方なのに気さくでイヤミがない。すごい人だと思っていたら、話し方教室の先生でもあったのです。
 話をしながら、将来の目標にしたい女性だと思いましたね。私にとってはかなりレベルの高い目標ですが。
かし、扇風機の羽根の話は、身近にいつも見ているものでも関心を持っていないと記憶に残っていないことということに気付かされました。
 人も一緒かも知れません。まずは、しばらく音沙汰のない息子に連絡をとることにしましょう。

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