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だから電気はおもしろい

夏到来 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

松の夏を経験するのは、今年で二年目になります。
  南国土佐といわれる高知県で四十数年間暮らしてきた私は、夏は当然、高松より高知が暑いものだと思い込んでいたのですが、実際、高松に住んでみると…高松は、めちゃくちゃ暑い!! 南国土佐より暑い!!
  昨年の夏、高松と高知の最高気温を見比べてみると、ほとんど毎日、高松の方が1~2度高い。夕方になると瀬戸の夕凪で風が吹かないのでよけいに暑く感じる。
  夏のはじめ、夜中になったら涼しくなるだろう、朝方になったら涼しくなるだろうと、クーラーなしで数日間、我慢して過ごし、高松の暑さについに降参いたしました。
  高知にいた時は、自宅ではクーラーをほとんど使用していなかった私ですが、高松では堪えきれませんでした。
  高知の友人に高松の夏の暑さを訴え、「ついにクーラーをかけているけど、設定温度は28度にして、使用時間は最小限にしている」と言うと、「あなたが一晩飲みに行く金額を考えたら、電気代なんて安いもの。暑い時はムリせずにクーラーをかけた方がいいよ」とやさしい(?)言葉をかけてくれました。
  省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」によると、一般的な家庭用エアコンの冷房設定温度を27度から28度にして、1日9時間使用した場合、1台あたり年間670円の節約。また、28度設定のエアコンの使用時間を1日1時間短縮すると、1台あたり年間410円の節約になるとのこと。
  たしかに、クーラーを我慢するより一晩飲みに行くことをやめた方が、節約金額は大きいですね。
  ところが私の場合、飲み代を節約する気は全くなし。だから省エネに励んでいるわけでもないのですが…。
は今、省エネ法に関係するお客さまへのサポート的な仕事をしています。
  省エネ法は、石油危機を契機に1979年に制定された法律です。その後、地球温暖化対策にあわせて改正を重ね、来年4月には、工場・事業場にかかわる部分の改正があります。
  改正省エネ法では、大幅にエネルギー消費量が増加しているオフィスやコンビニ等の業務部門の省エネ対策が強化され、規制対象が事業場単位から事業者単位にかわります。
  現行省エネ法では、エネルギー使用量ベースの法規制のカバー率が産業部門は9割に対し、業務部門は1割にすぎません。中小規模の事業場がほとんどを占める業務部門は、法規制対象となる事業場が、産業部門に比べて大幅に少ないためです。
  一方、2007年度の温暖化ガスの排出量は、1990年度を基準として産業部門はほぼ横ばいですが、業務部門は約40%増加しています。
  そこで、今回の法改正で、事業場単位から事業者単位とすることで、業務部門の規制対象となる事業者を増やし、地球温暖化対策の一層の推進を図ろうとしているのです。
  当協会のお客さまのなかにも、新たに法規制対象となるお客さまがいらっしゃいます。
  改正省エネ法で新たに法規制対象となるお客さまは、大なり小なり法の対応に不安をお持ちのようです。
  まず法定書類の様式を見ると、非常にややこしそう。
  「これが、定期報告書の様式です」とお見せすると、はじめて目にするお客さまは、一様にそのボリュームに驚かれます。
  でも、一年目は、記入すべき事項を理解するのに少々時間がかかりそうですが、慣れてしまえば二年目からは、さほど時間はかからないと思います。
  一番不安に思われているのは、省エネ法で努力目標となっている「事業者全体でエネルギー消費原単位を中長期的にみて年平均1%以上低減」が達成できるかということでしょう。
  「どうしたらいいのかわからない」と言うお客さまもいらっしゃれば、「もうこれ以上、省エネできないよ」と言うお客さまもいらっしゃいます。
  このようなお客さまに対して私たちは、省エネ目標達成のための多角的なアドバイスや省エネ診断を実施する「省エネコンサルティング」を実施しています。
  お客さまの設備は、千差万別です。特に工場の省エネは、設備を熟知しないと表面的な省エネアドバイスしかできないという難しさがありますが、お客さまに深く関わるにつれ、いろんな発見があります。
  お客さまと一緒に考え、新たな省エネポイントを見つけることができれば、すごくうれしいものです。
  今回、省エネ法の規制対象にならないお客さまも、省エネについてのご相談は、保安協会へお気軽にどうぞ。
庭の省エネ大事典」にエアコンの省エネについて、こんな話もでていました。
  エアコンの省エネで冷房設定温度の変更(27→28度)、暖房設定温度の変更(21→20度)、冷暖房運転時間の短縮(1日1時間短縮)を全世帯で実施すると、年間消費電力で約192億kWh、原油換算で東京ドーム約3.9杯分、CO2削減量を杉の木の吸収量に換算すると約6.22億本とのこと。
  一人では省エネ効果が少ないようですが、全世帯で省エネをすれば、エアコンのチョットした省エネだけでもこんなに効果があるのですね。
  政府は今年6月10日、「温暖化ガス15%削減」という中期目標を発表しました。
  2020年の温暖化ガスの排出を2005年比で15%削減(1990年比で8%削減)するとのことですが、7月のラクイラ・サミットや12月のCOP15を経て、正式に削減率が決まります。
  今回、15%削減とすると、1世帯あたり年間7万6千円(成長鈍化による所得の減少4万3千円、電気代などの負担増3万3千円)の負担増が必要だという試算が公表されています。
  今後の国際交渉の結果、15%を上回る削減目標になると、さらに家計負担が増加することも考えられます。
  今までCO2削減に関心のなかった人でもこの数字は気になるでしょうね。
いた雑巾を絞るような努力をして省エネに取り組んでいる省エネ活動のお手本のような企業があります。
  私は、毎回、この原稿を乾いた雑巾を絞るような思いをしながら書いていますが、私の雑巾はハンドタオル以下の極小サイズです。
  それでも毎回、なんとか書き上げているのは、奇跡に近いのかも知れません。

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