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電気の安全広報

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だから電気はおもしろい
第 8 回 電気をつくる生きもの

 昨年3月から、私は2階建てアパートの2階に住んでいます。
 築2年なので、最新型の設備が設置されていて、すごく快適に暮らしています。
 おまけに夏になると、面白い現象が起きるので、日々楽しんでいます。
 それは、このアパート以外では体験したことがなかった現象で、昨年のある暑い日、初めて体験した時は一瞬、どうなっているのかと慌てました。
 その日私は、帰宅してすぐに手を洗おうと水道の蛇口をひねりました。
 すると、水が出るはずなのに、お湯が出てきたのです。
 「なぜお湯が出るのか? 給湯のスイッチを入れっ放しにしていたのか?」と自分の行動をまず疑ったのですが、少ししてお湯の温度は下がってきました。
 それでようやく、暑さのために水道管が熱せられてお湯が出ていたのだということに気が付き、ホッとしたのでした。
 以降何度かは、蛇口から出てくるのがお風呂に入れるお湯と同じ40℃以上になっていると思われる時もありました。
 冷たい水がほしいのに、お湯が出る。昨夏は、「何とかしてぇ~」という思いで過ごしていたのですが、何ともならないので、今夏は考え方を変えることにしました。
 水道管が太陽熱温水器のようになって、光熱費ゼロでお湯が沸く。すごいでしょ。
 最近は、このお湯をシャワーとして使うことにしています。毎日気温が高いので、さっと汗を流すぐらいの量があり、有効に活用できています。
 しかし、このアパートの水道管は、どんな配管になっているのでしょうか? いつか知りたいと思っています。

 高松に住み始めて9年目。あらためて高松の夏は、南国土佐と言われる高知より暑いということを実感しています。
 気象庁のホームページから、日最高気温の月平均値データを確認してみると、今年7月で、高松市32.4℃、高知市31.1℃。
 この原稿を書いている8月は15日までの平均で、高松市35.4℃、高知市33.9℃でした。
 つまり、7月は1.3℃、8月前半は1.5℃、高松のほうが高かったのです。
 過去の約70年のデータを確認しても、7月と8月は、高松市のほうが高い傾向にありました。
 この時期は人と会うと、「暑いですね」と言うのが、あいさつ代わりになってしまっています。

 こんな高松の暑い夏を乗り切る方法は? 
 それは、やっぱりウナギでしょう! ということなのか、最近、「ウナギ屋さんに行った」という話を何人かに聞きました。行き先は、すべて高知。
 「ウナギを食べるためだけに高知に行った」という人や「出張のついで」と言う人もいましたが、皆が口を揃えて、「美味しかった」と言っていました。
 私が高知出身なので、高知のお店の話題に片寄るのかも知れませんが、高知のウナギ屋さんは、すごく人気があるようですね。
 土用の丑の日にウナギを食べるという風習は、現在のさぬき市志度で生まれ、江戸時代中期に活躍した平賀源内が発案したとする説が有名です。
 夏になると暑いのでお客が来なくなって困っていたウナギ屋が、源内さんに相談をもちかけ、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙をしたら大繁盛したことがきっかけとされています。
 ウナギは、世界中の熱帯から温帯にかけて18種が生息していて、二ホンウナギは、そのうちの一種になりますが、今は絶滅危惧種になってしまいました。
 私の実家近くの小さな川でも、ウナギが獲れていたのに、ずいぶん前にいなくなってしまいました。残念です。
 子どもの頃は、ウナギが現れたら嫌だなぁと思いながら川で泳いでいましたが、今なら、遠慮なく「ニョロニョロ」出てきてほしいですね。

 南アメリカのアマゾン川とオリノコ川に棲むデンキウナギは、名まえはウナギですが、生物学的な分類では、ウナギの仲間ではありません。
 電気をつくる魚は、電気魚(または、発電魚)と呼ばれていて、最高電圧が800ボルトにもなるデンキウナギは、電気魚の代表格です。
 800ボルトは、1.5ボルトの乾電池に換算すると約533個分にもなります。
 体長は2~2.5メートル程度。体の80%近くを占めている尾の中に、筋肉が変化してできた電気板と呼ばれる発電器官が並んでいます。
 尾の後部に小発電器官があり、前部に大発電器官があります。
 エサを探す時には小発電器官でつくられたごく弱い電気を出し、エサを仕留める時には大発電器官でつくられた強い電気を一気に出してシビれさせて食べます。
 これらの発電器官は頭側がプラス極、尾側がマイナス極になっているとのこと。
 電気魚の仲間には他にも、約400ボルトの電気をつくるデンキナマズ、約80ボルトの電気をつくるシビレエイなどがいます。
 なお、海水浴場に出没するデンキクラゲは、毒針で刺された時の痛みがまるで電気ショックのようだということで命名されていますが、電気をつくっているのではないので電気魚の仲間ではありません。

 ところで、今話題の「ポケモンGO」。ここにも、電気をつくる生きものがいます。もちろん、架空の生きものです。
 このゲームでは151匹のポケモンが登場し、18のタイプに分類されています。
 そのなかで一番人気のキャラクターであり、「でんきタイプ」に分類されているのが「ピカチュウ」です。
 ピカチュウは、両側のほっぺたに小さい「でんきぶくろ」があって、そこで電気をつくり、ピンチの時に放電します。
 「10まんボルト」や「かみなり」などという技があります。
 私はつい最近まで、ピカチュウの名まえだけは知っているという程度でしたが、ピカチュウはすごいですね。
 何だか親近感が沸いてきました。
 職業を分類すると、私もでんきタイプってことになるのかな?

 電気にまつわるキャラクターと言えば、「ムーミン」にも、雷の電気エネルギーを体に蓄える生きものが登場します。
 細くて白いキノコのような体で、群れになって旅をする「ニョロニョロ」です。
 ふだんは全く無害な生きものですが、雷の時のニョロニョロは、たっぷりと電気を帯びて、近くに寄ると感電の恐れがあります。
 なお、このニョロニョロという名まえは、もしかしてデンキウナギに因んだ命名かと調べてみたのですが、どうやら関係なさそうでした。

第 8 回 電気をつくる生きもの それにしても、いろんなところに電気をつくる生きものは存在しているのですね~。
 でんきタイプのポケモンは、ピカチュウ以外にも何匹かいるのですが、私には覚えきれません!!

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