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電気事故例・体験談

電気事故例・体験談など

電気事故未然防止例193 年次点検で高圧ケーブルへの雨水浸入を発見

発見時の概要
 お客さま設備の年次点検(電気設備を停電させ、絶縁抵抗や機器等に異常がないかを点検する)を実施した時のことです。  高圧回路の絶縁抵抗測定を実施すると、絶縁抵抗値が全体的に低下しておりました。そこで、各機器の測定を実施し、高圧ケーブルについてはG端子接地方式による絶縁抵抗測定の結果、「要注意」判定まで絶縁抵抗値が低下していました。  また、屋外側の高圧ケーブル端末部分を点検すると、表面にリーク痕が認められ、劣化も進んでいました。これは、ケーブル内に雨水が浸入している可能性が高いと判断し、早めの取り替えをお客さまの連絡責任者にお願いしました。

応急処置等
 早速、工事業者を手配していただき、問題の高圧ケーブルを取り替えるとともに、高圧開閉器も更新時期が過ぎ、劣化も進んでいたことから、合わせて取り替えすることとなりました。  取り替えした高圧ケーブルの被覆を剥ぎ取り、内部を確認すると湿気が認められ銅テープも変色しておりました。  このまま使用した場合、絶縁破壊の原因となる「水トリー現象」が発生し、停電事故だけでなく波及事故も引き起こす恐れもありました。「早めに取り替えができたことは停電事故の未然防止になった。」と、お客さまにも喜んでいただきました。また、日常点検では困難な異常発見も、年次点検では、全停電をすることによる精密な点検で、見つけることができると、その重要性も理解していただけました。
今後の対応
 今回の不良原因につきましては、高圧ケーブルの老朽化に起因するものが大きいと思われます。点検においては、劣化の前兆現象を捉え、絶縁劣化診断を確実に行い、絶縁破壊を起こす前に、お客さまに取り替えを勧めることが重要です。また、更新推奨時期を過ぎた高圧設備につきましては、点検結果を踏まえながら、早めの設備更新をお願いすることにより、停電事故ひいては波及事故の未然防止を図っていきたいと思います。

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