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電気事故例・体験談

電気事故例・体験談など

電気事故未然防止例182 このようにして事故が防げました 停電点検時に変圧器の異常を発見!!

●設備の状況
 ある工場の構内に設置されている製造後30年程度経過しているキュービクル式高圧受電設備変圧器のことです。

●発見時の状況
 年次点検にお伺いし、連絡責任者(工場長さま)にご挨拶と問診を済ませ、点検を開始しました。当日は、停電作業のため休日に点検を実施していました。
 停電作業を開始し、試験・測定の前に点検と清掃作業を行っていたところ、電灯・動力共用変圧器2台の内、1台の変圧器二次側リード線1本に、少し過熱したような跡があるのを発見しました。過熱状況も確認しましたが、前日から工場は稼働していないため、温度上昇等は認められませんでした。
 次に、変圧器の内部を点検しましたが、こちらは変色等著しい変化は認められませんでした。そのため、リード線にサーモテープを貼り工場稼働時に改めて点検に伺うことにしました。
 翌日、臨時点検にお伺いし点検を開始したところ、過熱痕があるリード線のみサーモテープが変色していました。サーモガンによる表面温度の測定では、変圧器本体の温度が19℃に対して過熱個所は70℃になっており、このまま使用すれば焼損の恐れもあると判断しました。

●原因および処置
 この変圧器は製造後30年程度経過しており、経年劣化によりリード線付け根の接続部が老朽化し過熱してきたものと思われます。
 工場長さまに見ていただき、「焼損して事故になるおそれがあること、そして変圧器取り替えなど復旧作業により、工場の稼働が長時間できなくなること」など説明いたしましたところ、早速、変圧器取り替えの手配をしていただき、大事には至りませんでした。

●今後の取り組み
 今回は年次点検時に異常を発見でき、工場長さまに「大きなトラブルにならなくてよかった。」と感謝されました。
 これからも計画的な設備の更新依頼を行ってまいりますが、大切なお客さまの電気設備を安心してご使用いただけるよう、点検にお伺いした際には自らの五感を最大限に働かせるとともに、各種計測機器等を駆使して事故の未然防止を図っていきたいと思います。

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