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見えない「でんき」が見えてくる! だから電気はおもしろい23
私はアナログ人間? 本部 保安事業部総括課 副長
細川 真由美

年が改まると気分も一新!
毎年、元旦の午前0時になった瞬間に私は、変身した気分になってしまいます。
そして過去のことは一旦リセットして、「さ〜て今年は何をしよう」と、真新しい手帳に向かって、「今年の目標」なるものを書き込みます。
でも最近、やっと気がつきました。元旦の少々高揚した気分のなか、即席で場当たり的な目標を考えるので、一年間振り返ってみた時、「目標は立てたけど、何もやってないよ〜」という結果に終わることが多いのです。
そうならないためには、大きな目標に向けてよく考えて、いつまでに何をするという具体的な目標をたてるべきですね。(と書いている今はまだ年末なので、何も考えていません。実際はどうなることやら…。)
省エネにかかわる仕事をしていると、省エネの推進体制についての話のなかで、「PDCA」という用語をよく使います。
これまでお客さまの前で、「省エネは管理体制を整備して、PDCAサイクルを継続的に回すことが重要です」と言ってきましたが、我が身を振り返ると恥ずかしくなります。
毎年、元旦午前0時に過去をリセットしていてはいけませんね。
PDCAとはPlan(計画)、Do(実施)、Check(確認)、Action(処置)のこと。
PDCAサイクルは、この4つのステップを順番に確実に実行して、一巡したらまた一巡と、継続してより高い目標を達成するというシステムです。
エネルギー管理に限らず、品質管理や生産管理などいろいろな場面で用いられています。
一般的にはPlan、Doまではなんとかできるけど、Checkが疎かになって次につながらないということがよく言われますが、私の場合、PlanはするけどDoまで行かずに終わってしまって、それを毎年繰り返しているのです。
最近読んだ本で、「夢をビジョンに、ビジョンを戦略に、戦略を戦術に、落として実践せよ」という名言に出会い、感銘を受けました。
また別の本では、夢とかビジョンとかはアナログで、それを実現するための具体的な数値目標とかはデジタルで、両方がうまく組み合わさることで夢は叶うというようなことが書かれていました。
私は、夢やビジョンを考えるのは好きなのですが、デジタルに弱いので結局は実現せずに終わってしまうのかと納得。
しかし、どうしたらデジタルな部分を強化できるのでしょうか? 
理屈はわかっていても実行できない私は、頭のなかにアナログからデジタルへの変換器を入れる必要があるのかも…。
ところで、アナログ、デジタルという用語は、地上デジタルテレビ放送の話もあって、今では子どもからお年寄りまで知っている用語となりました。
音、画像、通信、計測などの分野は、ほとんどアナログからデジタルになってきています。
今や各家庭のなかは、デジタル家電でいっぱいですね。
アナログ、デジタルという用語が広く使われるようになって本来の意味と違う使われ方をすることも多くなりました。
古いものや感覚的なことをアナログと言ったりします。
「私ってアナログ人間だから…」というふうに使うことも多いと思います。
そういう使い方の善し悪しは別にして、本来の意味は、アナログは連続的、デジタルは離散的という意味。
音や絵を、数字や文字で記録して伝えるのがデジタルで、そうでないのがアナログ。こっちのほうがわかりやすいですね。
デジタルと同じように家電に多く使われ、一般化している用語にインバータがあります。
このごろは、エアコンはインバータがあたり前になってきています。冷蔵庫や洗濯機などもインバータが増えてきています。
インバータってどういう意味でしょう。交流を直流に変換する装置と思われている場合が多いのですが、厳密にいえば交流を直流に変換する装置はコンバータ(整流器)で、インバータはその逆の直流を交流に変換する装置です。
コンバータは順変換、インバータは逆変換とも呼ばれています。
一般的には、コンバータとインバータを一緒にしてインバータと呼んでいます。
インバータシステムは、電源の交流電圧をまずコンバータで直流電圧に変換して、次に直流電圧をインバータで再び可変電圧に変換します。
このシステムで周波数を自由に制御できるようになり、モータの回転速度を変えることで省エネになるのです。
インバータも子どもからお年寄りまで知っている用語になったと思いますが、「私ってインバータ人間だから…」という使い方はしませんね。
もし、インバータ人間という言葉が流行するとしたら、まわりの状況に柔軟に対応ができる人ってことになるでしょうか?
  インバータエアコンは、設定された温度にあわせて、圧縮機を制御して室温をコントロールしています。
それから連想すると、インバータ人間というと、決められた目標に向かって自分を律し、まじめに行動する人かも知れません。
年末に、広報を担当している同僚から、「細川さんは、1月が誕生月でしょ。1月の社内報向けに、誕生月の人たちに『2009年の私の夢』を書いてもらっているからよろしく!」と頼まれ、何を書こうかと1週間考えました。
で、書いた言葉。「『豪華客船、世界一周の旅』と言いたいところですが、『自転車、小豆島一周の旅』からチャレンジしたいと思います。」
その後、久しぶりに自転車で5キロぐらい走ったら、自転車から降りた時にお尻がしびれていました。
小豆島を一周すると100キロぐらい。自転車で一周するためには、綿密な計画をたててトレーニングしないと無理でしょうね。
でも冬の間は寒いからトレーニング、やめときま〜す。

 
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