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電気事故未然防止例 163 このようにして事故が防げました

●施設の状況
  南国の雰囲気を出すため、建物の正面に椰子の木等が植えられたレストランの高圧引き込み線のことです。

 

 

●発見時の状況
 7月はじめに、月次点検にお伺いしました。連絡責任者の方に挨拶をすませた後、問診にて電気設備の異常等について確認を行い、変わりのないとのご返事をいただき、点検を進めていた時のことです。いつものように屋外施設を点検しながら、電柱下まで移動し引き込み線を点検するため上を見上げていると、先月には充分に離隔のあった椰子の木が引き込み線に接触し、特によく伸びた新芽の一本が高圧線にかかっているのを発見しました。このまま放置しておくと、強風などで引き込み線が傷つき、最悪、高圧電気が漏電し、付近一帯の停電事故に繋がる事態(波及事故)になりかねません。

 

 

 

●応急処置等
 早速、連絡責任者に状況報告を行い、現場確認をお願い致しました。そして、波及事故が発生すると、お客さま自身がお困りになるだけでなく、隣接のお客さまにも多大な迷惑をかけることとなることを説明し、問題の椰子の葉の除去許可をいただき、四国電力に連絡して除去のお願いをしました。

 

 

●今後の取り組み
 保安協会の日常点検は、原則、月に1回であり、点検と点検の間に発生する状況の変化には注意し確認を行っておりますが、とりわけ、今回のように、草木が想像を超え急成長する時期にはさらなる注意が必要であることを痛感しました。そのため、日常の管理については、目視点検を連絡責任者の方にもお願いし、異常があれば連絡をいただくよう再確認いたしました。
  これからは台風時期となりますので、受け持ちお客さまの引き込み線と設備の周囲等のさらに入念な点検を実施し、電気保安に努めていきたいと思います。

 
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