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見えない「でんき」が見えてくる! だから電気はおもしろい19
一大変化 本部 保安事業部 総括課 副長
細川 真由美
このたび、私は転勤のため高知から高松に転居しました。
  「高知から高松まで高速道路で1時間半ぐらいやき、近いもんよ。毎週末、帰ってきいや」
  「今度、高松に行くことがあったら連絡するき、飲み屋さんを開拓しちょってよ」
  「高松に行ったら、安くておいしいうどんが食べれるき、えいね〜。高松で落ち着いたら、うどんツアーに連れて行ってよ」と友人たちに見送られながら、3月吉日、高松に家財道具を運びました。
  高松では、朝からうどんを食べる人も多いとのこと。1日2食、うどんを食べる人もいるらしいですね。
  でも私は、高松に来て1カ月たちましたが、うどんを食べたのは1度だけ。引っ越しのドタバタで、うどん屋さんを探す余裕もなく日が過ぎてしまいました。
  うどんツアーに友人たちを案内できるのは、しばらく先になりそうです。
  それにしても、18年間も住んだ高知の家からの引っ越しは大変でした。
  押し入れの奥のほうから出てくるのは、年代物のお宝…ではなく年代物の不用品! なつかしい物が出てくるたびに片付けの手が止まり、捨てようか残そうかと運命の選択(大げさ?)を迫られました。
  18年前に仕舞い込んでそのままになっていた物も出てきて、ビックリ。
  とりあえず今は、高松の新しい住まいも片付いて、引っ越しは一段落といったところです。
  引っ越しは、20才代に5回経験したのですが、すべて高知県内での移動でした。今回、はじめての高知県外での生活なのです。
  高松で私は今、生活環境の一大変化にようやく慣れつつあります。
ところで、先日の新聞で照明器具の一大変化となる記事を目にしました。
  経済産業省は、地球温暖化対策のため、平成24年末までにすべての白熱灯を廃止し、省エネ型の電球型蛍光灯に切り替える方針。
  消費電力は、白熱灯60W相当が電球型蛍光灯なら10〜12W程度と大幅な省エネとなる。
  寿命は白熱灯1,000時間に比べて、電球型蛍光灯10,000時間、約10倍と長寿命。
  しかし、白熱灯に比べ電球型蛍光灯は価格が約10倍であり、家庭用で使用するにはまだ少し手が出にくい。
  年間の販売量は、年々増加しているものの、今のところ白熱灯が約1億3,500万個に対し、電球型蛍光灯は約2,400万個に留まっている。
  そのため、より高性能の電球型蛍光灯の開発をメーカーに要請し、今後5年間をかけて切り替えを進めたいとのこと。
  このニュースの背景には、京都議定書で日本は温室効果ガスの排出量を1990年と比べて6%削減する義務を負っているが、家庭用では30%以上増えているということがあります。
  家庭の電力消費量のうち照明器具が占める割合が16%にもなることから、消費電力の多い白熱電球から電球型蛍光灯への切り替えを進めていくことになったようです。
  実際、白熱灯を多く設置している家庭もありますが、たいていの場合、家庭内で白熱電球が設置されているのは、浴室、トイレ、玄関等と使用時間が比較的短いところが多いでしょう。
  家庭の電力消費量のうち照明器具が占める割合が16%にもなるといっても、白熱灯が占める割合はわずかと思われます。
  しかし、チリも積もれば山となる。小さなことからコツコツと省エネを図らなければなりません。
  器具を取り替えるだけで省エネになるのですから簡単です。
  高松の新しい我が家で白熱灯を数えてみたら、浴室、トイレの2個。
  今はまだ白熱灯のままですが、電球交換の際には電球型蛍光灯にして、地球温暖化対策をしなければなりませんね。
  蛍光灯が発明されたのは1938年。
  一方、白熱灯は1879年にエジソンが発明した炭素電球が始まりで、これまで私たちの生活には欠かせないものであり、恩恵を受けてきました。
  それが、平成24年末にはなくなってしまうというのは信じられないという気もします。時代の移り変わりを感じています。
わが家にはテレビが5台もあるけんど、デジタルになったら見えんなるき、チューナーを買うか、デジタルテレビに買い替えせんといかん。お金がかかるき、何とかしてもらいたい」「なんで、そんなにテレビがあるの? えらい豪邸やね」「そうじゃないけんど、一人1台ずつあるがよ」
  「私の家は、一人暮らしなのに3台もテレビがある。どうしたらえいろう」「1台だけにせんとお金かかるね」
  「高知はお年寄りが多いけんど、テレビが楽しみの人も多いろうし、デジタル化になったら、みんなぁどうするろうね」
  高知の居酒屋さんでの常連さんたちの会話です。
  アナログテレビ放送は、あと3年で終了することが決まっているので、みんな切実です。テレビのデジタル化も暮らしのなかの一大変化です。
  私は、年代物の14インチのリモコンなしブラウン管テレビを持っています。
  10年ぐらい前から自宅でテレビを見る習慣がなくなり、テレビはあっても、見るのは年に2回程度。地震速報と台風の情報を見たいときだけです。イメージイラスト
  高松への引っ越しの際に処分しようか考えたのですが、家電リサイクル法の対象機器となり、処分するにもお金がかかるので、まだ持っています。
  でもデジタル化になれば、完全に我が家でテレビを見ることはなくなるでしょう。
高松は、ぜひこのバーに行ってみて」と高知のバーのマスターから教えてもらったお店を先日訪ねました。すごく雰囲気のいいところでした。
  カウンターに座ってマスターに高知から来たと言うと、「この近くの居酒屋さんなら、ここがいいよ」と、地図まで書いてくれました。居合わせたお客さんまで「この居酒屋さんもいいよ」「ここもおすすめ」と一緒になって教えてくれました。
  おかげで、食べるところと飲むところには困ることがなさそうです。
  持つべきものは友だち、そしてお酒がとりもつ人の縁ですね。高知でも高松でも同じです。
 
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