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電気と保安 盛夏
[ 2006 No.200 ]
2006盛夏No.200 表紙

一貫張(香川)
  独特の色つやを持ち、使うほどに風合いを増す一貫張(いっかんばり)。約1,200年前に、弘法大師・空海が中国より柿渋を持ち帰ったことが始まりといわれています。竹で編んだ皿やかごに和紙を張り重ね、上から柿渋を塗り込めて仕上げます。光沢を出すために一度塗っては陰干しし、その工程を数十回も繰り返すため、完成までに約1カ月を要します。
  「張るのは古い和本。普通の和紙は使いません」と話すのは、宗家一貫張の6代目、万満庵一貫斎(まんみつあんいっかんさい) の西谷博樹さん。“一閑張”と呼ばれる場合もありますが、「よそとは違う、古書を利用したスタイルを一生貫きたい。だから、うちは“一貫張”と名乗っている」と語ります。つやのある赤褐色の表面から、浮かび上がる文字。新しい息吹を吹き込まれた古書は、見事な一貫張へと生まれ変わりました。
撮影協力: 民芸一貫張本舗
TEL(090)1176−9962

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