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電気と保安 陽春
[ 2006 No.198 ]
2006陽春No.198 表紙

安芸國鬼瓦(あきくにおにがわら) 高知
  土佐安芸では元禄13年(1700)、土佐藩主山内家の御用瓦を造るために伊予菊間浜から職人を招いたことを契機に、瓦の生産が始まりました。質の良い粘土が取れたことと相まって、瓦製造は安芸の地場産業として発展、現在では県内生産の70%を占めるほどです。
 その安芸で作られる“安芸國鬼瓦” が平成14年、高知県伝統的特産品の指定を受けました。製造する樺キ野瓦の長野泰啓社長は「地元の人たちが安芸の瓦を誇りに思い、支えてくれている。われわれ伝統産業に携わるものは、後世に残していくことが使命」と語ります。
 鬼瓦はもともと魔よけ、災害よけを願って用いてきましたが、現在では家屋の風格を表すものとされ、お寺や町並みを保存している歴史的建造物などには不可欠です。丹念な手作業で完成した製品は、えも言われぬ「いぶし銀」で、しっとり落ち着いた質感。太陽の光でつややかに輝く様は、思わず見とれてしまう美しさです。

問い合わせ: (株)長野瓦
TEL(0887)35−3551
撮影協力: 長野泰啓社長、西山春幸さん、
高橋和則さん

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