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電気事故未然防止例143:このようにして事故が防げました 徳島支部 技術課
柿原 博
鳩の思わぬ侵入にビックリ
  設備の概要
  鉄骨スレート造りで一部2階部分に電気室があるスーパーマーケット。
  月次・年次点検等では小動物の侵入のあとは見られなかったお客さまです。
  発見時の概要と対策
  台風の後で月次点検(隔月)にお伺いし、「問診では何も異常はない」とのことを確認後点検を開始しました。まずは2階電気室から点検をしようと電気室に入り、発電機の点検をするために近づいたところ、屋外へ通じているドアの下に新しい鳩の糞がいっぱいありました。そこで、辺りを見回してみると上の方の鉄骨に鳩が2羽いてビックリ。この鳩が高圧の充電部に接触して地絡・短絡事故を起こし多数の被害が出たかもしれないと思うと冷や汗が出ました。
  早速お客さまに内容を説明し、ちょうど電気設備のない側にいるため、お客さまにも手伝っていただきブルーシートで仕切りを作って、鳩を網で捕獲するかドアから追い出すことにしましたが、なかなか捕獲できず苦労しました。約1時間ほどかかって捕獲することができ、逃がしてやることができてホッとしました。
  原因と今後の対策は
イメージイラスト  連絡責任者の方によく聞いてみると、台風の後、屋根の一部がはがれているのに気づくのが遅かったため、だいぶたってから改修したとのことでした。改修するまでの間に侵入したと思われます。台風等の後は電気設備だけでなく建物関係についても電話連絡や巡視によって情報収集をしてきましたが、発見できなかったことは残念です。
  今後の対策として、台風等の自然災害時には、お客さまから情報を密にいただけるようにお願いするとともに、日常点検時においても異常を早く発見できるように努力していきたいと思います。
 
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