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電気と保安 陽春
[ 2004 No.186 ]
2004陽春No.186 表紙

フラフ(高知)
  高知市から東の海岸地帯では、端午の節句が近づくと、絵が描かれた大きい旗が青空高くはためく姿をよく目にします。旗はフラフと呼ばれる染め物で、大きいものは縦4m・横7mもあります。
  フラフとは、旗を意味するオランダ語です。農繁期と重なる端午の節句に、なるべく取り扱いやすい祝いの品をと、大漁旗をモチーフにして明治時代に考案されました。筒描きという染織技法を用いて「金太郎鯉抱き」などの絵を一筆一筆丁寧に描きます。平成13年には、高知県の伝統的特産品に指定されました。
  香我美町で染物店を営む吉川登志之さんは、フラフづくりの第一人者で、平成8年に労働大臣から卓越技能賞(現代の名工)を受賞しました。工房に張り詰めたピリッとした緊張感の中、繊細な筆づかいでフラフに魂を吹き込んでいます。

撮影協力:吉川染物店 吉川登志之さん

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