一般財団法人 四国電気保安協会 前に戻る  
 
電気と保安 新春
[ 2004 No.185 ]
2004新春No.185 表紙

大谷焼(徳島)
  四国霊場1番札所・霊山寺の東、讃岐山脈の山すそに位置する徳島県鳴門市大谷は、200年以上続く焼き物のふるさととして知られ、8軒が窯を構えています。鉄分を多く含む土を使うために野趣あふれる黒っぽい色合いの陶器が多く、男性的な力強さを感じさせます。
  大谷焼のもう一つの特徴は、寝転がって足でろくろを蹴り回す「寝ろくろ」で作るダイナミックな大物陶器です。寝ろくろは、江戸時代に藍染に用いる藍を保存する甕(かめ)を作るために開発された技法ですが、近年は需要が少なく、回す姿もほとんど見られなくなりました。
  寝ろくろが廃れてしまった今でも、職人が土の特性を最大限に引き出して作った、素朴で温かい風合いの大谷焼を愛するファンは多く、この地への客足が途絶えることはありません。

撮影協力:大谷焼陶業協会 森陶器(株)

←BACKNUMBERのメニューへ
 
Copyright Shikoku Electrical Safety Inspection Association. All Rights Reserved.